熊本・大分地震の死者41人、19万人超が避難

安倍首相、米軍支援の受け入れを表明

 4月17日、熊本県で最大震度7を記録した14日からの熊本・大分地震で、死者が41人に上り、地震の回数は合計400回を超えた。写真は安倍首相。都内で先月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 17日 ロイター] - 熊本県で最大震度7を記録した14日からの熊本・大分地震で、死者が41人に上り、地震の回数は合計400回を超えた。避難者数は19万人超となり、行方不明者の捜索や被災者の支援が急務となっている。安倍晋三首相は17日の非常災害対策本部の会議で、米軍から申し入れのある輸送支援について、受け入れる方針を表明した。

また、安倍首相は省庁横断的な「生活支援チーム」を発足させ、国の職員を被災現場に派遣するとした。

現地では、食料品の不足が目立ってきているが、安倍首相はスーパー、コンビニ各社の協力を得て、17日中に70万食を被災地の店頭にそろえる計画であると記者団に語った。

さらに米軍からの支援要請では「航空機輸送について、実施可能との連絡を受けた。具体的な調整を進めており、整いしだい実施に移すよう指示した」と述べた。

菅義偉官房長官は同日の会見で、米軍の支援では、輸送機オスプレイの使用の可能性もあるとの見方を示した。「物資の支援であれば、当然、調整の中に入ってくるのではないか」と語った。

共同通信によると、中谷元防衛相は「主に生活物資、人員輸送などを考えている」と述べたという。

NHKによると、14日からの地震による死者は41人。最初の発生から地震の回数は400回を超えた。共同通信の調べでは、避難者数は19万人を超えている。

*写真キャプションを修正して再送します。

 

(田巻一彦)

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