NTTドコモが2年縛りなしの料金プランを導入

長期割引サービスも拡充

 4月14日、NTTドコモは、契約更新期間以外に解約しても解約金がかからないプランを導入すると発表した。さらに長期利用者向けの割引サービスも拡充する。写真は都内で昨年2月撮影(2016年 ロイター/Issei Kato)

[東京 14日 ロイター] - NTTドコモ<9437.T>は14日、契約更新期間以外に解約しても解約金がかからないプランを導入すると発表した。さらに長期利用者向けの割引サービスも拡充する。解約がしにくかったり、頻繁に携帯電話会社を乗り換えるユーザーに比べて長期利用者が不公平といった批判に対応する。

いずれも6月1日から提供を始める。

従来の契約はいわゆる「2年縛り」と呼ばれ、2年ごとに自動更新される上、更新期間以外に解約すると9500円の解約金がかかるため、契約者が解約しにくい仕組みとして問題となっていた。

これに対して、新たに導入する「フリーコース」は、3年目以降も月額基本料は変わらない上、いつ解約しても解約金がかからないため、契約者は他社に乗り換えやすくなるというメリットがある。ただし制約もあり、長期割引サービス「ずっとドコモ割」は適用されない。

一方、「ずっとドコモ割コース」は従来通り、更新期間以外に解約すると解約金がかかるが、ずっとドコモ割が適用されるほか、2年ごとに買い物などで利用できる「dポイント」が3000ポイント付与される。

「ずっとドコモ割」自体も拡充する。これまで割引が適用されるのは継続利用が5年以上の契約者だったが、これを4年以上に前倒しするとともに、適用プランも拡大、最大の割引額も月額2000円から2500円に引き上げる。

2年縛りをめぐっては、ソフトバンクとKDDI(au)<9433.T>も先に改善策を発表しているが、ドコモと違い、解約金がかからない新プランは月額300円を上乗せしたため、新プランで解約するメリットのある期間は数カ月間に限られ、一部で批判も出ている。

 

(志田義寧)

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 日本資本主義の父 渋沢栄一とは何者か
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
三菱重工と日立 「統合」破談から<br>10年 製造立国の岐路

10年前に統合構想が破談になった三菱重工業と日立製作所。その後両社は対照的な道を歩み、2009年に伯仲していた時価総額は今や日立が大きく上回っています。本特集では明暗が分かれた三菱重工と日立を主軸に、製造立国・日本の生きる道を探りました。

東洋経済education×ICT