スシローと牛角、外食ファンド企業の明暗

ファンド間で明暗クッキリ

「コメダ珈琲店」をFCで展開するコメダも、アドバンテッジの出資から5年以上が経過。その間、店舗は3割増の430店に達した。提示金額は200億円以上とも伝えられており、「外食企業が出せる金額ではない」(大手カフェチェーン関係者)と語る。手を挙げる事業会社は出てくるのか。現れなければ、ファンドへの転売となるだろう。

昨年、ファンドからファンドへ転売されたすかいらーくは、当初こそベイン傘下でキッズプレート39円など思い切った価格攻勢を仕掛けたが、最近は沈黙している。

外食市場に拡大が望めない以上、事業会社であろうとファンドであろうと、高値で買えば茨の道が待っている。一連の買収の正否は数年後に明らかになる。

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(松浦大 撮影:尾形文繁 =週刊東洋経済2012年9月22日号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

 

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