バイオハザードV:リトリビューション(Resident Evil: Retribution)--ゾンビを再生させよう!《宿輪純一のシネマ経済学》

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『バイオハザード』は日本のテレビゲームが原作となったホラーアクション映画シリーズ。ゲームともある程度タイアップして、映画も5作目となった。

原題(海外の題)が『Resident Evil(邪悪な居住者)』となっているのは、ゲーム開発時に米国に『Biohazard』というゲームがすでにあったからとか、また同名のロックバンドがあったからとも言われている。「Retribution」とは報いや報復の意味。毎度のことながら、なかなか暴力的な映像も多く、PG12となっている。

 

 

ちなみに日本では、映画には映倫(映画倫理委員会)の区分表示(いわゆる“R指定”)というものがある。性、暴力、反社会などの観点で過度な場合は制限をかけることになる。日本でも、いわゆる少年による残酷な暴力事件への懸念が高まり、映画に対する倫理規定も厳しくなってきた。

ところで日本の映倫には4区分ある。

・G(General Audience):年齢にかかわらず誰でも観覧できる
・PG(Parental Guidance)12:12歳未満の年少者(小学生)の観覧には、親または保護者の助言・指導が必要
・R(Restricted)15+:15歳以上が観覧できる(15歳未満は観覧禁止)
・R18+:18歳以上が観覧できる(18歳未満は観覧禁止)

となっている(しかし親や保護者がどのように助言・指導するのかは難しい)。ちなみに、予告編は皆が見る可能性が高いので、すべてGでないといけない。

あまり詳しいことは書けないが、アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)一派が、絶望的な状況下で、ゾンビ(アンデッド)との決死の戦いを繰り広げる、というストーリーの基本ラインは変わらない。

 

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