米キャスター盗撮、62億円の賠償命じる判決

男に隣室を提供したのはホテル側の過失

 3月7日、米テネシー州の裁判所は米スポーツキャスター、エリン・アンドリュースさんの裸を隠し撮りした動画が流出した事件で、撮影現場となったホテル側の責任を認定し、アンドリュースさんに5500万ドル(約62億円)の支払いを命じる判決を下した。写真は2014年1月撮影(2016年 ロイター/Kevork Djansezian )

[7日 ロイター] - 米テネシー州の裁判所は7日、米スポーツキャスター、エリン・アンドリュースさんの裸を隠し撮りした動画が流出した事件で、撮影現場となったホテル側の責任を認定し、アンドリュースさんに5500万ドル(約62億円)の支払いを命じる判決を下した。

スポーツ専門チャンネルESPNから現在はFOXスポーツに移った人気キャスターのアンドリュースさんは、同州ナッシュビルのマリオットホテルに対し、7500万ドル(約84億円)の賠償を求める訴えを起こしていた。2008年に取材のため、同ホテルに滞在していた際、隣室に宿泊したストーカーが壁に穴を開け、アンドリュースさんの着替えをビデオ撮影したという。

2009年に動画がネットに流出。それからは抑うつ状態となり、涙が止まらず、不眠が続くなど、深刻な精神的ダメージを受けたと、アンドリュースさんは2日にわたる証言で訴えた。

最終弁論では、男に隣室を提供したのはホテル側の過失であり、事件は防ぐことができたと弁護人が主張した。

ホテル側の弁護人は判決を受け、上告するかどうか検討すると述べた。

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