個人向け国債を売った場合の金融機関の手数料は代金の0.5%だ(国から支払われる)。しかも、「個人向け国債・変動10」の場合、資金が10年間「寝る」公算が大きい。手数料をもっと稼ぎたい金融機関としては、あの手この手を繰り出して、たとえば販売手数料が3%で、運用管理手数料が年率1.5%を超えるような投資信託など、「暴利!」と言いたくなるような劣悪商品を売りつけようとするので、セールスに負けてはならない。
以上、今回は、安全資産運用の話とする。リスク資産運用の話は、次回のお楽しみ!
フェブラリーステークスの本命はモーニン
地味なダートの競争とはいえ、G1レースの予想機会が回って来た。先日、ベテラン金融ライターの鈴木雅光氏が競馬に御利益があるという大浦神社のお守りを送って下さった(本欄執筆陣全員に送って下さったのだという。執筆陣を代表して御礼を申し上げます。「ありがとうございました」)。お守りの信用リスクを悪化させないためにも、予想の責任は重大だ。
さて、本命はキャリアが浅い分の伸びしろに期待して、モーニンを採る。
今回57キロは初斤量であるし、二走前に二キロ差をもらいながらノンコノユメに敗れている。常識的評価はノンコノユメが本命だろう。モーニンは馬格があって斤量泣きしそうにないし、M・デムーロには十分2キロ分の価値があるので、こちらが本命だ。単勝と対抗への馬単に気を入れて観戦したい。
対抗は当然、ノンコノユメだ。前走、前々走と価値の高いレース内容。単穴は、高齢馬だが一ハロン短い前走で善戦したグレープブランデーだ。混戦になりやすいレースなので、キャリアが生きる可能性がある。押さえには地方出身で近時乗れている戸崎騎手のベストウォーリア。3連覇を狙うコパノリッキーも気になるが、モーニンがマークして競り落とすとみて買わない(本当は相手として押さえるべきかもしれないが)。
頼むぞ、モーニン! お守りにもお願いしておくから。
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