恐いもの見たさに勝てないホラー映画の魅力

狂気や暴力に魅せられてしまう人の目線

『インシディアス第2章』

『インシディアス第2章』(2013年/アメリカ/106分)

70~80年代のオカルトブームを彷彿とさせる、新世代感覚ハウス・ホラー・シリーズの2作目、続編だ。ジョシュは昏睡状態に陥ってしまった息子を救うため、幽体離脱を試み、“旅人”となって“向こうの世界”へと足を踏み入れる。息子を目覚めさせることはできたが、その代償としてジョシュは招かざる“何か”を連れ帰り、霊媒師エリーズを亡くしてしまった前回。ランバート一家は忌まわしい屋敷を離れ、ジョシュの母ロレインの館に身を寄せるが、再び不気味な怪奇現象に悩まされる……。本棚背後の隠し部屋は戦慄度高し(『黒衣の花嫁』!)。当然前作から先に鑑賞すべき!

『MAMA』

『MAMA』(2013/カナダ・スペイン/100分)

たかみお気に入りの『パンズ・ラビリンス』を撮り、ハリウッド大作『パシフィック・リム』でおなじみのギレルモ・デル・トロが製作総指揮し、全米初登場No.1を記録した注目のホラー。マンスリー・アワードにすべきか最後まで迷った秀作。精神を病んだジェフリーは、妻や共同経営者を殺害し、奥深い森の山小屋で幼い姉妹をも殺そうとするが……。5年後奇跡的に生き延びていた姉妹は、ジェフリーの弟ルーカスによって発見され、彼と恋人アナベルのもとへと引き取られる。なぜ幼い姉妹は5年もの間生き延びられたのか? MAMAはひょっとして、佐伯伽椰子さんのおともだち?

『サプライズ』

『サプライズ』(2011/アメリカ/94分)

ホラーというよりサバイバル・スリラーなのだが、平和な一家に未曾有の恐怖が襲いかかるという点では他作品と共通する。両親の結婚35周年を祝うために森深い邸宅に集まった10人の家族たちに、突如襲い掛かるクロスボウの矢。ヒツジ、キツネ、トラ……不気味なアニマルズ(意外に弱い?)! 壁に描かれた「You’re Next (次はお前だ!)」の血文字。いったい彼らは何者なのか? 彼らの目的は? 「どうせ皆殺しにするのに、なんだってあんなマスクしてるんだ!」とか、「銃を使えよ!」とか騒ぎながら友人たちと楽しむには悪くない。スプラッター少々ありデス(苦笑)。

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