さらに、完全な「お手盛り人事」のはずの政策委員9人のうち、なんと3人が反対に回っているという事実も忘れてはいけません。全員が全員黒田さんの意見に賛同して入った人たちですから元来、こんなところで反対票を投ずることはないのですが、さすがに良心の呵責に耐えかねた人が3人もいた。それだけ危ない橋を渡っている、ということに気が付いている人が身内にもいるわけです。
この発表で一気に日経平均が500円上げて終わればいいのに、あっという間に下がって結局366円安というのは最早「お笑い」でしょう。国債の買い入れ平均年限の延長というのはいわゆるツイストオペで、これはまあ、あまり問題にすることはありません。やるならこのツイストオペをさらに強化する…に留めておくべきでした。そうすれば次はETFの追加購入があるかもしれないと市場は期待したはずですが、球数が少ないことを自分でばらしてしまったら、市場にはなんの効果もありません。これぞ愚策です。
本命はサウンドオブアース
実は今、シンガポールでクリスマス休暇をとり、ランカウイ島(マレーシア)に来ています。遠く広がるアンダマン湾を見下ろしながら、海風に吹かれながらシャンパンを飲みながら競馬を予想している……という、実に不思議な状況になっています。こんなところで目を血走らせて競馬予想をしているなんて、どうみても私一人だと思います。
正直、予想する気になりませんが、折角順番が回ってきたので一応予想します。心ここにあらず、でありますので割り引いて読んでくださいね。
ショウナンパンドラが回避してしまった今、このレースはゴールドシップの取捨がすべてです。あれだけワタクシを裏切り続けた馬がさて、オグリのようにラストランを飾ることができるのか? がポイントですが、たった今枠順抽選が発表されており、おー、なんと、大外15番! これはどうみても危なっかしいということで、グッチーは潔くカット。負けるときは派手に負けますから、押さえもなし!
秋のレースはどう見ても外人ジョッキーの天下になっており、冗談抜きでここは外人ジョッキーを中心にするべきです。本命はデムーロが乗るサウンドオブアース。元々この馬は長距離に向いている、という話をデムーロがしていた、という曰くつきの馬で、これは見逃せません。ルメールに乗り替わったリアファル、もともと長距離に実績があり、これもアッゼニに乗り替わるアルバートを対抗とします。ラブリーデイは押さえまで。ラストインパクトはムーアが騎乗停止になって、これは痛い。
しかしこれで来てしまったら本当に万馬券になってしまう……。南の島でシャンパン飲んで競馬まで当たってしまったら、とんでもないバチあたりでありますが、そういうこともありますのでね。みなさま良いお年を!
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