環境車台頭がせかす部品会社の「脱自動車」

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同社の電磁弁は元が自動車用なだけに耐久性に優れているうえ、液体や気体にも対応でき汎用性も高い。現時点では詳細を明らかにしていないが、すでに非自動車分野への参入にメドがついているようだ。

しかし、新たな分野に参入すれば取引先や競争相手がこれまでと一変する。新境地における販売戦略や人材育成などを一から始める必要があり、ハードルは低くない。

エンジン部品メーカーにとって危機となりうる環境車の台頭を新たなチャンスに変えられるのか。部品メーカーの底力が試される。

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(本誌:又吉龍吾 撮影:今 祥雄 =週刊東洋経済2012年7月7日号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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