「欧米に留学したいけど高すぎる…」→値段だけじゃない、日本人が《マレーシア》を目指す"納得の理由" 現地で見えた「コスパ留学」の正体とは

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ノッティンガム大学マレーシア校
ノッティンガム大学マレーシア校(写真:筆者撮影)

出迎えてくれたのは、Future Students Centre(フューチャー・スチューデント・センター)でリージョナル・マネージャーを務めるLwee Chen Yang氏。

このセンターは単なる事務窓口ではありません。世界中から優秀な学生を戦略的に獲得するために、洗練されたラウンジのような空間で、専門のアドバイザーが学生一人ひとりの適性や将来のキャリアプランに寄り添う場所です。

Lwee氏は、こう胸を張ります。「私たちは英国本校と同じクオリティの教育を提供しています。教授陣の採用基準も、授与される学位の価値も本校とまったく同じです。しかし、学費と生活費は本国の3分の1程度。これがマレーシアという場所が持つ最大のレバレッジなのです」。

特筆すべきは、その「モビリティ(移動性)」です。Lwee氏は最近の日本人学生のトレンドについて、次のように明かしてくれました。

「最近の学生に人気なのは、マレーシアの授業料を支払ったまま、英国本校や中国キャンパスに1年間通える交換留学制度です。経済的な負担を最小限に抑えつつ、世界3拠点のネットワークをフル活用して卒業していく。これは非常に賢い選択と言えるでしょう」

キャンパスは48ヘクタールという広大な敷地を誇り、学生寮も完備されています。無料のシャトルバスが運行され、MRTの駅経由でKLCC(中心部)まで約15分という利便性も、学習と生活のバランスを重視する現代の学生に支持される理由だと感じました。

オーストラリア流の超実践的教育

続いて訪れたのは、オーストラリアのウーロンゴン大学グループに属するウーロンゴン大学マレーシア校(UOW Malaysia)です。クアラルンプールの中心部から車で約30分、落ち着いた郊外に位置するこのキャンパスは、まさに「実学の殿堂」でした。

ウーロンゴン大学マレーシア校の教室
ウーロンゴン大学マレーシア校の教室(写真:筆者撮影)

一歩学内に入ると、そこにはプロ仕様の録音スタジオや、最新の機材が並ぶ調理実習室、さらにはホスピタリティを学ぶ学生のための模擬レストランやカフェまで完備されています。

特設のワインテイスティングルームやシアター形式の調理教室など、テキストでの学習以上に「現場力」を重視するオーストラリア流の実践的な教育スタイルが、これらの最新設備によって支えられています。

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