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「"オシャレなスーツ"でソツない受け応え」で一見逃げ切ったようにも見えるが…プルデンシャル生命の《スマートすぎた会見》が癇に障るワケ

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  • 増沢 隆太 東北大学特任教授/危機管理コミュニケーション専門家

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記者会見に挑むプルデンシャル生命の間原寛社長(写真右)と、親会社であるプルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパンのブラッドフォード・オー・ハーン社長(写真:今井康一撮影)

2時間にわたって開かれた、プルデンシャル生命保険の謝罪会見。くしくもちょうど1年前のこの時期には、フジテレビの10時間超えロングラン会見がありました。それに比べると、大きな紛糾もなく、粛々と進んだ会見だったようにも見えます。

さすが「年収億超えのエリート」を抱える外資系大手ともいうような、理路整然とした受け応えでしたが、この会見で同社へのイメージはさらに悪化してしまったとも言える内容でした。

それは、なぜか。

整然と進んだ「暴走なき会見」 だったが…

近年、企業の不祥事にまつわる記者会見といえば、ジャニーズ事務所、ビッグモーター、そしてフジテレビと、騒然や殺伐という形容詞がしっくりくる、混乱したものばかりでした。

それに比べ、プルデンシャル生命の会見は整然と進んだ秩序あるものだったと思います。

この粛々と行われた会見の要因に、プルデンシャル生命側の会場設定があります。

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【厳しい追及が抑えられていた】

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