“瀬戸際”ルネサスエレクトロニクス

支援計画はまとまるか

 

車載マイコンで世界シェア4割のルネサスの行方に、経済産業省も気をもむが、公的資金を投じたエルピーダメモリの破綻で表立って動けない。支援を打診したトヨタ自動車にも出資は断られた。産業革新機構が画策する富士通とパナソニックのシステムLSI事業の統合に、ルネサスの一部事業を売却する案もあるが、まともな事業評価ならルネサスに入る資金は高が知れている。

結局、日立の心変わりを待つしかない。妥協の産物として融資など出資以外の支援案も俎上に載る中、当分はせめぎ合いが続きそうだ。

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(山田雄大 撮影:尾形文繁 =週刊東洋経済2012年6月9日号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

 

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