ダイハツが東京オートサロン2026に出展した「デコトラ」で表現したかったのはダイハツ自身の「生き様」だった

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ダイハツ関係者は「このクルマは、社内、社外、地域の方々に向けたメッセージ」だと言い切る。ここからは、このクルマを詳しく見ていこう。

ベースは、ダイハツのカーラインアップ(特装車)の「多目的ダンプ」。ダンプ方式は、エンジンの動力を分割して利用するPTO(パワーテイクオフ)だ。

PTO(パワーテイクオフ)形式のダンプ機能(筆者撮影)

駆動方式はパートタイム4WDで、ノーマルのままのエンジンに5速MTの組み合わせ。ベース車のメーカー希望小売価格は、税込み169万4000円である。

ボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1835mmとして「軽規格をしっかり守ることを徹底した」(ダイハツ関係者)という。

本社のある「池田」、工場のある「中津」の文字も

フロント部分では、バイザーに「お客様に寄り添い、暮らしを豊かに」という文字を掲げた。その両サイドには大型のホーンを飾る。

フロントグリルには「大発命」の文字が目立つ。ジャパンモビリティショー2025から、「ダイハツメイ」という表現を使っているが、それをデコトラ風の“あて字”にしたわけだ。

「大発命」「池田」「中津」の文字が見えるフロントまわり(筆者撮影)

フロントバンパーでは、右サイドにダイハツ本社がある「(大阪府)池田(市)」、また左サイドに主要工場がある「(大分県)中津(市)」を縦書きで表記。また、ルーフにはダイハツロゴをあしらった電飾がドンっと乗っている。

荷台に目を移すと、ダイハツ創業初期に製造していた吸入ガス発動機の箱絵が。その右サイドには、池田をベースに「イケイケダイハツ車!」、左サイドに中津をベースに「なかなか積める」の文字を入れてデコトラ感を強調する。

輪投げになっている荷台。ミゼットが描かれる(筆者撮影)

荷台後方にも箱絵があり、ここには池田城の前を走る初代「ミゼット」と、池田市と姉妹都市関係にあるオーストラリア・ローンセストン市からの動物親善大使で、池田市民に馴染みの深い「ウォンバット」たちの姿が描かれていた。

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