自動車の認証試験に関わる不正が注目を集めている。ダイハツ工業などトヨタグループの不正事案を受けて、国土交通省が業界に総点検を指示。結果、本稿締め切り時点で、5社が不正の報告を行った。
業界では2016年に燃費不正、17年には完成車検査不正が発覚。都度、国交省の指示で調査が行われ、他の複数企業でも問題が判明している。今回が過去と違うのは、これまで無縁だったトヨタ自動車とホンダでも見つかったからだ。
6月3日にマツダ、トヨタ、ホンダがリアルとオンラインで記者会見を行った。不思議な空気だったのはトヨタの会見だ。豊田章男会長は、「心よりお詫び申し上げます」「認証制度の根底を揺るがすもので、自動車メーカーとして『絶対にやってはいけないこと』」などと反省の意を示した。
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