有料会員限定

自動車不正 過ちを改めざる、これを過ちという 反省のうえよりよい制度へと見直すきっかけに

✎ 1〜 ✎ 261 ✎ 262 ✎ 263 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
会見するトヨタ自動車の豊田章男会長
記者会見するトヨタ自動車の豊田章男会長(撮影:尾形文繁)

自動車の認証試験に関わる不正が注目を集めている。ダイハツ工業などトヨタグループの不正事案を受けて、国土交通省が業界に総点検を指示。結果、本稿締め切り時点で、5社が不正の報告を行った。

業界では2016年に燃費不正、17年には完成車検査不正が発覚。都度、国交省の指示で調査が行われ、他の複数企業でも問題が判明している。今回が過去と違うのは、これまで無縁だったトヨタ自動車とホンダでも見つかったからだ。

6月3日にマツダ、トヨタ、ホンダがリアルとオンラインで記者会見を行った。不思議な空気だったのはトヨタの会見だ。豊田章男会長は、「心よりお詫び申し上げます」「認証制度の根底を揺るがすもので、自動車メーカーとして『絶対にやってはいけないこと』」などと反省の意を示した。

関連記事
トピックボードAD