
カナダ・ブリティッシュコロンビア州北部の皆伐現場(提供:地球・人間環境フォーラム)
今年5月、カナダから2人の森林生態学者が来日した。世界的なベストセラー『マザーツリー』を著した、ブリティッシュコロンビア大学のスザンヌ・シマード教授と、先住民の権利保護にも取り組んできた独立コンサルタントのレイチェル・ホルト博士だ。
2人は日本の市民向けに講演し、カナダ西部のブリティッシュコロンビア州の原生林が、すべての木を大型重機で切り倒す「皆伐」により危機に瀕している実態について説明した。経済産業省や林野庁の関係者とも面談の機会を持ったという。
2人の専門家が強調したのは、日本が木質ペレットと呼ばれるバイオマス発電燃料の輸入を通じて、原生林の皆伐と深く関わっている実態だった。
記事全文を読むには有料会員登録が必要です。
(残り 1125文字 です)
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
【9/30(火)まで】 年額プラン2,000円OFFクーポン 配布中!
詳細はこちらから
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら