"湘南乃風を向かい風に感じた"髭男爵だからたどり着いた、「仕事がデキない」と悩む人が他人の評価に潰されない思考法

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山田ルイ53世
「要領よくやれない」と悩んだ時期があるという山田ルイ53世さん。他人からの評価に苦しんだ末、たどり着いた考え方とは?(写真:大和書房)
「自分は仕事ができない」と落ち込んでいる人は多いかもしれない。お笑いコンビ・髭男爵の山田ルイ53世さんも、仕事現場、プライベートで「要領よくやれない」と悩んだ時期があるという。他人からの評価に苦しんだ末、たどり着いた考え方とは――。『僕たちにはキラキラ生きる義務などない』(山田ルイ53世著、大和書房)から一部を抜粋・再構成のうえ、山田ルイ53世さん流の処世術を紹介する。
前編:スギちゃんみたいにワイルドでなくていい… 一発屋芸人・山田ルイ53世が行き着いた、自分の心の中の「とろ火」をキープする生き方
(外部配信先ではハイパーリンクや画像がうまく表示されない場合があります。その際は東洋経済オンラインでご覧ください)

「大丈夫! もともとアテにしてないから!」

15年ほど前。某テレビ局で、「すみません! あんまりお役に立てませんでした」と番組終了後、プロデューサーに頭を下げた。

当時は乾杯漫才で売れっ子となり、1、2年が経過した頃。一応、各現場でそれなりに爪痕を残し、評価を得てきた自負もあった。だからこそ呼んでいただけたのだろうが、その日は芸人たちが集う、いわゆるひな壇バラエティで、筆者は大した見せ場もなく終わっていた。

別に何を言われたわけでもないのだが、頭をよぎった「ギャラ泥棒」の文字にいても立ってもいられなくなり、焦っていたのが本音。スタッフと言葉を交わして安心したかったのかもしれぬ。

……しかし、筆者のもくろみはプロデューサー氏の返答で、見事に破綻した。

「大丈夫! もともとアテにしてないから!」 

ジョークのつもりか、本心か……。いずれにせよキツい。

「へへへ、お疲れ様です!」と応じた筆者の笑顔は、さぞかし引きつっていたことだろう。

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