好条件でも無理?「200人と見合い」した高スペック男が陥った婚活沼のリアル――たった1カ月で相手を決めた男性との大きな違いとは?

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婚活がうまくいく人・いかない人の違い(写真:Graphs/PIXTA)
婚活をしている人たちを、大きく2つのパターンに分けることができる。
4~5人とお見合いをして迷わず結婚を決めていく人。一方で、100人、200人とお見合いしても、さらに次を求めてしまう人。ことに今年(2025年)は、その二極化が顕著だったように思う。

仲人として婚活現場に関わる筆者が、婚活者のリアルな声を交えながら、婚活を考えていく連載。今回は、婚活の“二極化”が生まれた背景と、婚活で結婚を決めるためには何が大切なのかを考えたい。

理想を追って婚活迷子

10年ひと昔というが、この10年で婚活業界は激変した。

AIによるマッチング精度の向上、マッチングアプリの普及、相談所の増加……。いまや婚活者は、ひと昔前には考えられなかったほど、膨大な“比較材料”を手に入れることができるようになった。

選択肢が増えることは、本来なら成婚できるチャンスも増えると考えられるはずだ。ところが婚活現場では、その豊かさが逆に“選べない負のループ”を招く結果につながっている。

ただし(41歳、仮名)も負のループに巻き込まれている1人。
1年前、入会面談にやってきたときに、開口一番こう言った。

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