「時給は約3900円」目的は"ブルーカラービリオネア"だけじゃない 大卒アメリカ人男性(24歳)がスキー場での肉体労働に賭けた未来
石油ビジネスで儲けたある億万長者の50代の男性の別荘の庭木の手入れやガレージの改装などの仕事を時給35ドルで引き受け、2週間ごとに2000ドル(約31万円)の副収入があったという。
ちなみにこの億万長者はメルビンさんの働きぶりを、自分の弟からの口コミで知ったそうだ。
口コミ評価が次の仕事につながる
「狭いリゾートの口コミは街中にすぐ広がる。だから、日頃から勤勉で、誰に対してもオープンマインドで『自分に何か手伝えることはないですか?』という前向きな態度で接することが大事」とメルビンさんは言う。
彼が住むコロラドの街の住宅価格は「5億円や6億円以上が当たり前」というほど高騰しており、この地で家を購入することを彼は諦めている。将来は家庭を持ちたいという希望が強く、それまでにコロラドでアウトドア系のドキュメンタリー映画を製作して世に出したいと思っているという。
また夏の間はスキーリゾートの勤務先の敷地内にあるメルビンさんの部屋の外を熊がうろついていた。
高校時代に狩猟ライセンスを取得してライフルの扱いを学び、ハンティングにも親しんできた彼だが、部屋の窓の外にあるゴミ箱を目当てに熊がやってくるのにはさすがに驚いた。
指の手術から1週間後、再びコロラドの職場に戻ったメルビンさんは、夏の間の雇い主だった億万長者から彼の別荘の一室を下宿部屋として月家賃1000ドルで提供するというオファーを受けて、新居に引っ越した。野外の温水ジャグジーのついた豪邸で、熊の出現の心配もないという。
どうやらコロラドの街のバーでは「自分の指を犠牲にしてまで、50万ドルのスノーキャットを無傷で守った男がいる」という名声が轟いているらしい。
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