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「健康診断は毎年必須」は嘘だった? 医学的に正しい"受診頻度"

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  • 山田 悠史 米国老年医学・内科専門医
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一方、人間ドックは多項目の検査を一度に行い、生活習慣病やがんの早期発見に貢献してくれる可能性はありますが、すべての検査を受けることでがんの死亡率や心臓の病気を減らす効果は示されていませんし、リスクとベネフィットのバランスがどちらに傾くかの検証も十分に行われていません。

がん検診の代わりにはならない

過剰な検査は害ばかりを増やしている可能性も否定できません。人間ドックは予防医療に触れる機会を増やす点では有用ですが、エビデンスに基づくがん検診の代わりにはなりません。

日本ではがん検診の受診率が低く、特に乳がん・子宮頸がん検診の受診率はOECDの平均を下回っています。仮に好みで人間ドックを受けていても、国が推奨するがん検診で足りないところは個別に受けることが大切です。

・がん検診を受けることで、対象がんの死亡リスクは減少する。
・リスク・ベネフィットのバランスが科学的に評価されている。
・人間ドックは追加の位置づけ。死亡リスク減少効果は未確立。

 

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