「健康診断は毎年必須」は嘘だった? 医学的に正しい"受診頻度"
ただし、現在多くのガイドラインは、年齢・性別・リスクに応じた個別化された検査間隔をすすめていて、例えば血圧は40歳以上で年に1回、糖尿病検査はリスクのある人で3年おきなど、検査の種類ごとにすすめられている頻度が異なります。
日本では、毎年同じ検査を繰り返す健康診断が定番になっていますが、その具体的な中身や頻度については十分なエビデンスがあるとは言えず、今後見直されるべきでしょう。
・普段病院に行かない人が医療とつながる機会に。
・慢性的な病気の早期発見には有利。
・受けるべき検査は人それぞれ。年齢・性別・体の状態で決まる。
人間ドックが有効というエビデンスはない
一般的には、国がすすめるがん検診のほうが重要だと言ってよいでしょう。厚生労働省がすすめるがん検診(乳がん、子宮頸がん、大腸がんなど)は、その検診を受けることで命を守ってくれるというエビデンスがあり、リスクとベネフィットのバランスが科学的に評価されています。
これらの検診を受けることで、がんによる死亡を減らせることが大規模な研究で示されているのです。例えば、検診を受ける人の割合を10%増やすと、数千人単位のがんの死亡が予防できると推計されています。



















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