小泉防衛大臣「日本国民の命と平和な暮らしを守り抜くため」 日本の技術が「戦争利用」される危険性は排除できないが「5類型」撤廃を議論する意味

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一方で、日本を取り巻く安全保障環境は戦後最も厳しく複雑です。また、少子高齢化で自衛隊が採用活動に苦労する中で任務が増えていくと、優先順位を決めて限られたリソースを割かなければならくなるということです。

秋田県から要請がきたときは、自衛隊のトップである統合幕僚長らに、隊員の士気について相談しました。いろいろなやり取りがありましたが、最終的には「出動すべき」という自衛隊の意思を確認したうえで決断しました。

政治の世界のあるべき「働き方改革」

——国会答弁をきっかけに日中関係が緊張しても、高市政権は高支持率を維持しています。この好調な滑り出しについてどのように見ていますか。

これだけ高い支持率が出るというのは、素直にすごいと思います。高市総理の覚悟、本気度、表現の率直さ。国民はこういったことを政治に期待していたのだと思います。それを体現されているというところが、評価の高さにつながっているんじゃないでしょうか。

——政権発足から1カ月が経ちましたが、高市総理は夜の会食を一度もしていません。ご主人の介護をされているという事情もあるかもしれませんが、率直に驚きです。“飲み食い政治”や“料亭政治”が当たり前だった永田町の風景が大きく変わりました。

夜に飲み食いしないと、仲間づくりができないし情報交換もできない、つまり自分のキャリアを築けない。高市総理は、こういった前例を変えようとしている1つのモデルケースなんです。

ですから、いま会食をしていないことが否定的な評価ではなく、むしろ前向きなこととして理解されて、「それが当たり前だよね」という政治環境になっていけば、「働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります」と言った高市総理が、結果として政治の世界のあるべき働き方改革を実現する人になる。やるしかないと思って会食をしている政治家もいる中で、いい変化に期待したいですね。

——日本維新の会と連立を組んだことで、「右寄り」の政策が俎上に載ってきました。防衛省としては、自分たちのやりたい政策を進めやすくなったという面もあるのでしょうか。

政策のアクセルを踏んでいけるところはあるかもしれませんが、不安を抱く人もいるので、多様な声を反映したうえでやっているということを丁寧に説明していきたいと思っています。

一方で、防衛問題については「速すぎる」という批判が当たらないほど、日本を取り巻く安全保障環境が厳しいのも事実ですので、スピードに対する納得感が得られるだけの丁寧な説明が必要だと思っています。

——総理の「存立危機事態」発言についてさまざまな意見がありますが、具体的な事例に踏み込む必要はなかったとは思いませんか。

最後はあらゆる情報を総合的に判断して決めることだって言っているわけですから。そこがいちばん大事なことですよね。

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