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50代姉妹が「何もないのに来たくなる」都心の"秘境"小石川植物園の趣――昼食はぜいたくに5200円のうな重、散歩後は小さなカフェへ

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そんななか、あるとき思いつきで行ってみた文京区白山にある「小石川植物園」は、人に管理された場所ではあるものの、程よく自然っぽさが残っており、私たちのお気に入りスポットになりました。

大きなイチョウの木の下で(写真:筆者提供)

妹が福岡から来たこの日、「紅葉を見よう」と小石川植物園に行くことにしました。

でも、その前に必ず寄るところもあります。地下鉄白山駅に降り立ち、少し歩いた先の路地にある小さなうなぎ屋です。ちょうどお昼時でもあり、お腹を空かせた私たちは臙脂(えんじ)色の暖簾をくぐりました。

うなぎ大好きの妹は、「ここのうなぎが一番好き」と断言します。

うな重とぬか漬けに舌鼓

隠れた人気店でもあるのでタイミングが悪いと入れないこともあるようで、私たちが行った日もまだ空席はあるのに、あとから来た一人客が断られていました。店主1人で回しているこの店では、注文が入ってから生きたうなぎをさばくところから始めます。

ちょっとぜいたくですが滅多に食べないうなぎ。私たちはうな重の上5200円を注文しました。店主の手際をカウンターから眺めながら待つこと十数分、目の前にぬか漬け、吸い物、そしてお重が並びます。

ふたを開けたら、厚みのあるうなぎの存在感に思わず歓声を上げそうになります。ここでしか見かけない「練り山椒」をつけて一口目を頬張ると、思わず笑顔で顔を見合わせる私たち。

ここのうなぎはタレの甘さも控えめでちょうど好みに合い、ご飯が進むんです。

そして圧巻のぬか漬け。この日はかぶ、きゅうり、長芋でした。「ぬか、少し譲ってくれませんか」とお願いしたくなるくらいおいしくて、これだけでも再訪したくなるほどです。うなぎの合間に、大事に大事に食べました。

厚みのあるうなぎにくらたまお気に入りのぬか漬け(写真:筆者提供)

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【うなぎでお腹を満たした後は…】

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