高市首相、G20サミットでロシアのウクライナ侵略を非難…国際秩序の維持・自由貿易の重要性呼びかけへ
【ヨハネスブルク=前田毅郎】高市首相は22日、南アフリカ・ヨハネスブルクで開幕した主要20か国・地域(G20)首脳会議に出席した。23日までの一連の会合で、法の支配に基づく国際秩序の維持や自由貿易体制の重要性を呼びかける。滞在中、対立が深まる中国の
首相は、22日の会合で、「国際社会が複合的な危機に直面している」との現状認識を示し、ロシアによるウクライナ侵略は「国際秩序の根幹を揺るがす暴挙だ」と非難した。「公正かつ永続的な平和を実現することが重要だ」と強調し、ウクライナへの支援の継続を表明した。外交戦略に位置づける「自由で開かれたインド太平洋」構想にも言及し、「実現につなげることが重要だ」と訴えた。
米国の関税措置などを念頭に、「ルールに基づく自由で公正な国際経済秩序を発展させる」と述べ、多角的貿易体制の中核となる世界貿易機関(WTO)の改革に貢献する考えも示した。
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