【オフロード系の新型モデルを比較】"小さなランクル"トヨタ「ランドクルーザーFJ」と、大幅改良で進化した三菱「デリカD:5」の美点
トヨタ自動車(以下、トヨタ)「ランドクルーザー」と三菱自動車(以下、三菱)「デリカD:5」。SUVとミニバンという違いはあれ、どちらも誕生から長い歴史を誇るとともに、秀逸な悪路走破性を誇る人気のオフロード系モデルだ。そんな2モデルに、完全ブランニューの「ランドクルーザーFJ」と、大幅改良を施した最新型「デリカD:5」が発表され話題を呼んでいる。
ここでは、そんな注目の最新オフロード系モデルを「ジャパンモビリティショー2025」でチェック。実際に現車を見た印象を交えながら、それぞれの特徴を紹介する。
トヨタ「ランドクルーザーFJ」
ランドクルーザーは、1951年に登場した「トヨタBJ型」を元祖とし、70年以上も世界中で愛されているトヨタを代表するオフロード系モデルだ。愛称は「ランクル」。高い信頼性や耐久性、オフロード走破性を長年継承し、現在までに190を超える国と地域で、累計1215万台もの販売台数を誇るロングセラーモデルだといえる。
現行のラインナップは、フラッグシップのステーションワゴン「300シリーズ」、ヘビーデューティモデルの「70シリーズ」、2024年に誕生したランクルの中核モデル「250シリーズ」の3タイプ。今回追加されるランドクルーザーFJは、これらに対し、ボディが「ひとまわり小さい」ことが大きな特徴だ。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら