【オフロード系の新型モデルを比較】"小さなランクル"トヨタ「ランドクルーザーFJ」と、大幅改良で進化した三菱「デリカD:5」の美点
ほかにも、エクステリアでは、フロント、リアともにコーナーバンパーを取りはずし可能な分割タイプとしている。これは、壊れた部分のみ交換可能とすることでアウトドアなどでのハードな使い方に対応させるとともに、ユーザーが好みのカスタマイズをやりやすくする効果もあるという。
そして、この点が、自分らしく楽しむ自由という意味の「Freedom&Joy」をコンセプトに開発されたランドクルーザーFJが持つ特徴のひとつだといえる。なお、今後は、カスタマイズの楽しさを広げる多様なオプションも導入予定。歴代のランクルを彷彿とさせる丸目型ヘッドランプ、アウトドア用品などを取り付けられるモールパネルなど、順次設定していく予定だ。
インテリア&パワートレイン
インテリアでは、路面の凹凸で車体が斜めなどになりやすい悪路走行時でも、車両姿勢が認知しやすい水平基調のインストルメントパネルを採用。視点移動が少なくなるよう機能を集約したモニターやスイッチ類、自然な操作ができるシフトノブなどにより、オフロード系モデルらしい質実剛健なコクピットを実現する。
走行性能では、2.7L・ガソリンエンジンを搭載し、最高出力120kW(163PS)、最大トルク246N・mを発揮。駆動方式はパートタイム4WDシステムを採用した4WDで、ランドクルーザー250シリーズ(ガソリン車)や70シリーズにも採用する電子制御6速ATの「6 Super ECT」をマッチング。滑らかな変速や力強い加速性能などを実現することで、より快適かつスムーズなオフロード走行などに貢献する。



















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