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「デリカミニ」を買っているのはどんな人か? ユーザー分析で見えた「デリカ」ブランドの強さ

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  • 三浦 太郎 インテージ 自動車アナリスト
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三菱自動車は、長きにわたり軽自動車市場に多く車種を投入してきていたわけだが、eKシリーズはそこまで市場に強いインパクトを残せてはいない。そんな中でデリカミニの登場は、これまでにはなかったような影響力を持てたといえる。

では、ユーザーの「性別・年代」の構成比はどのようになっているのだろうか。

まずは男女比から確認すると、デリカミニはほぼ1:1。男性比率が最も高いのはジムニー(男性:62%)であり、女性比率が最も高いのはタントファンクロス(女性:57%)であった。

年代のうち、20代・30代に着目すると、いずれの車種も20~30%程度をしめる。そんな中で、デリカミニで最も多いのは「男性60代以上」だった。

長年デリカに乗ってきた人が軽自動車へとダウンサイズしたのだろう。デリカのブランドの強さを裏付けるデータといえそうだ。

デリカミニに抱くイメージは?

それでは、各車種についてどのようなイメージを抱いているのか、「購入車の評価」を見てみよう。デリカミニを購入した人はデリカミニについて、スペーシアギアを購入した人はスペーシアギアについてのイメージをそれぞれ回答した結果だ。

デリカミニのイメージとして際立つのは「個性的」「かわいい」の2つ。「個性的」においては、独自のポジションを長きにわたり築き上げているジムニーをしのぐほどである。

「かわいい」は、軽スーパーハイトワゴンとして直接競合するスペーシアギア、タントファンクロスに比べて明確に差が出ており、キャラクターがくっきりと分かれた。

「アウトドア・自然が似合う」を見てみるとデリカミニは50%で、ジムニー、タントファンクロスの次と平均的な値であるが、「頑丈」に目を移すとジムニーに次いで高い値を示す。

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【「デリ丸。」テレビCMの影響力】

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