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1日6000台の生産能力を持つNEC米沢工場。法人顧客約2万種のカスタマイズに最短3日で応えるPC生産体制は、どのように構築しているのか

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター

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NECPCはPCを開発・生産する拠点の米沢事業場を公開した(筆者撮影)
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NECパーソナルコンピュータ(NECPC)の米沢事業場は、PCの企画・開発から組み立てまでを一貫して行う日本で数少ない生産拠点だ。

山形県米沢市のこの工場で、NECブランドの法人向けPCの100%が生産される。個人向けPCの一部、LenovoブランドのThinkPadハイエンドモデルも手がける。10月24日、同事業場がメディアに公開された。

JR米沢駅から徒歩数分の場所に位置する事業場の外観(筆者撮影)

80年の歴史を持つ日本製PCの砦

米沢事業場は80年以上の歴史を持つ。戦時中の1944年に疎開工場として始まり、1984年にはPC-9800シリーズの生産を開始。以来40年にわたり、NECのビジネスPCを作り続けている。

PC-9800時代からNECブランドのビジネスPCを作り続けている(筆者撮影)

2011年、NECとレノボ(出資比率66.6%)のジョイントベンチャーとしてNECPCが発足した。世界最大のPCメーカー、レノボのグローバル調達力。そこにNECが培った日本市場への深い理解を融合させた。国内生産にこだわり続ける。2015年からThinkPadの生産も開始し、レノボグループ全体で「米沢品質」として評価される存在となった。

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【 ロボットとAIで生産性3倍を実現するABLAZE】

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