「高市トレード2.0」が本格スタート、今週はいよいよ「日経平均株価5万円相場」が走り出す
歴代政権の中でも上位の支持率を得ており、特に若者の支持率が高く、高市トレード2.0(株高・円安)への期待は高まっている。トランプトレード2.0同様、押し目はますます浅くなり、上値は意外に大きいかもしれない。深押しを待っていては「押し目待ちに押し目なし」となる可能性が高い。筆者のコメントも、心して年末年初の相場に立ち向かって行かなければならないと思っている。
「日経平均5万円相場が走り出す週」になる
さて、今週は時間軸で言うとFRB、日銀、ECB(欧州中央銀行)の順で連続する金融政策決定会合が注目される。
FRB はおそらく0.25%の引き下げを決定するだろう。年内あと1回ある12月の会合だけが不透明で、それに対するジェローム・パウエルFRB議長のコメントが相場を動かす材料だ。
一方、日銀は0.50%に据え置きだろう。ECBも据え置き見通しだ。大きな波乱のないなか、高市トレード2.0で「日経平均5万円相場が走り出す週」になるとみる。
よって戦略は「押し目買い一貫」でよいが、深押しを期待するとついていけなくなる。投資家の待機資金が旺盛なため、通常の相場では利益確定売りのタイミングとなる日経平均株価の25日移動平均線からの乖離率+3%や+5%は、押し目買いの目安となる。
ちなみに、今週後半急速に上がる25日移動平均線(24日現在4万6969円)を、わかりやすく4万7500円として計算すると、前者(+3%)は4万8900円前後、後者は(+5%)は4万9800円前後となり、後者はすでに買いタイミングとなっている。心して立ち向かいたい。
(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら