25年《秋ドラマ初回視聴率ランキングTOP10》が示す「異変の兆し」。上位3作は"盤石"でも、中位以降は"大混戦"に!抜け出すのはどの作品?

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まだまだ謎だらけの本作。社会課題を弱者の視点からすくい上げる野木脚本の本番はこれからだ。どんなヒリつかせる物語になるか、期待値は第1話からさらに上がっている。2話以降でTOP3を打ち崩せるかに注目が集まる。

竹内涼真が演じる「モラハラ筑前煮男」がバズる

じゃあ、あんたが作ってみろよ
筑前煮を連呼したり、顆粒だしを持って走ったりする勝男の行動がSNSを賑わせている(画像:TBS『じゃあ、あんたが作ってみろよ』公式サイトより引用)

前記事で紹介した通り、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)がネットで大バズりしている。初回6.3%のスタートで6位となったが、第2話で7.0%へとアップした。

視聴率は、初回をピークに右肩下がりになるドラマが多く、今期も現時点で第2話の視聴率が出ている作品の中では、上昇した唯一のドラマになっている。本作の話題性の高さを示しているだろう。

勝男
どこか憎めない勝男から目が離せない(画像:TBS『じゃあ、あんたが作ってみろよ』公式サイトより引用)

本作は、見た目はイケメン好青年だが中身は自分本位のモラハラ男(竹内涼真)が、令和社会に適合していく成長物語。

そこにはツッコミどころと笑いのポイントが盛りだくさんにちりばめられながら、感傷的なストーリーの流れも入り、ちょっとしたカタルシスもある。

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