25年《秋ドラマ初回視聴率ランキングTOP10》が示す「異変の兆し」。上位3作は"盤石"でも、中位以降は"大混戦"に!抜け出すのはどの作品?
3位には、厚い固定ファン層に支えられる安定の『相棒 season24』(テレビ朝日系)が入ってきた。
シリーズ誕生25周年の新シーズンとなった本作は、杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)の“黄金コンビ”の通算11シーズン目。長年のファンからの信頼が厚いコンビの事件解決に、今期もさっそく期待が集まっているようだ。
大泉洋&脚本家・野木亜紀子オリジナル新作が大健闘
注目されるのが、4位に入った『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日系)だ。
TOP3が人気ブランドや定番シリーズの作品であるのに対して、こちらはオリジナル脚本の新作になる。5〜10位が僅差の大激戦になるなか、頭ひとつ抜け出している。
大泉洋と脚本家・野木亜紀子氏という、いまホットなヒットメーカーがタッグを組んだオリジナルヒーロードラマであり、放送前からドラマファンの注目を広く集めていたが、その期待に見事に応えた出足になった。

本作は、会社をクビになり、妻との離婚で貯金は底をつき、ネットカフェを泊まり歩くどん底サラリーマン(大泉洋)が、超能力を使って世界を救っていくSFストーリーだ。
第1話では物語設定と登場人物の紹介が中心になるなか、主人公が職務で夫婦になる妻・四季に暗い過去があることをにおわせた。
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