東武東上線「最初の要衝」成増駅長が語る日常風景 池袋から急行で1駅、普通はほぼ「成増止まり」

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「なので、光が丘警察署にも足を運ぶんです。実は、練馬区の光が丘へは成増駅から歩いても行けるんですよ。去年の秋、沿線の紅葉スポットをSNSで紹介するというときには、光が丘公園のイチョウ並木の撮影に行きました」(中村副管区長)

成増駅下り方の踏切からホームを見る。折り返しの電車は踏切を通って引き上げ線に入ってから上りホームに入線する(撮影:鼠入昌史)

東上線での勤務は初めて

と、すっかり沿線に馴染んでいる中村副管区長。成増駅長として赴任したのは2024年4月のことだ。これが東上線での初めての勤務なのだという。成増駅赴任以前は、新越谷駅で副管区長を約5年半にわたって務めていた。

「入社したのは1988年で、最初は東武野田線の馬込沢駅。そこには11年半いました。いまだとだいぶ長いなあという印象なのですが、当時はそんなものだったんです。馬込沢はそんなに大きな駅ではなく、私が入ったときでも1日3人。まだ野田線も単線区間が多く、ラッシュ時には馬込沢で折り返す電車もありました。なので、結構忙しくさせてもらっていました」(中村副管区長)

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