中小企業経営者向けや銀座専用も、ダイナースクラブカードの差別化戦略

シティカードジャパンは、日本を代表する商業地として名高い東京・銀座を頻繁に利用する富裕層向けの専用クレジットカードを「銀座ダイナースクラブカード」として昨年10月に新たに発行している。百貨店、一流ブランド店やレストランなど銀座の約600に及ぶ特約店における各種特典のほか、銀座で活動する各種団体が組織する全銀座会との連携による銀座の文化的なイベントや専用のセールへの参加、銀座に特化した会員向けの情報提供ほかの特別なサービスが受けられる。

銀座の中心街にある専用ラウンジ「銀座ラウンジ」の利用も可能で、これは「ダイナースクラブ ビジネスカード」の会員も使える。銀座ラウンジではコンシェルジュによるレストランや料亭への手配や、手荷物預かり、無料ドリンクなどのサービスを用意している。

年会費は本人が3万1500円で家族会員は無料。本人1万5000円(家族会員は別途)の通常のダイナースクラブカードのおよそ2倍。クレジットカード会費としては破格の金額となる。

日本で50年の歴史を持つダイナースクラブカードの差別化戦略は、人口の減少や少子高齢化が進む日本において一様なサービスでは新たな顧客の開拓にはつながらず、一段と細分化した商品やサービスが求められていることを示しているといえそうだ。

(武政 秀明=東洋経済オンライン)

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