【判明】「本格空母」導入を防衛省が検討開始か。来年度予算の概算要求の一文に防衛省がにじませた意図とは?

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一方の日本側はどうか。アメリカ海軍横須賀基地に原子力空母「ジョージ・ワシントン」が配備されているが、日本自身は空母を保有していない。旧海軍はゼロ戦などを空母に搭載して運用していたが、戦後は憲法上の戦力不保持との整合性もあり、保有に慎重な姿勢を取ってきた。

「いずも」「かが」は「多用途護衛艦」

海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」は、戦闘機F35Bの発着艦を可能にするための改修が行われている(写真:海上自衛隊ホームページ)

現在政府は、日本最大の護衛艦である「いずも」「かが」の2隻を改修して、短距離離陸・垂直着陸が可能な戦闘機F35Bを搭載する計画を進めている。それでも政府は、この2隻について、あくまで「多用途護衛艦」であり「空母ではない」との立場を取っている。

ただ、従来の方針とは異なるこうした動きが防衛省内で出ていることが東洋経済の取材でわかった。すでに公表済みの26年度予算の概算要求にも、気づかれにくい表現で本格空母導入の検討に向けた記述が盛りこまれているというのだ。

26年度予算の概算要求に盛り込まれた記述とはどのようなものなのか。本記事の詳報版は東洋経済オンライン有料版記事「【判明】戦後初、本格空母導入の検討が防衛省内で始まる可能性があることが判明。来年度予算の概算要求の一文に防衛省がにじませた意図」でご覧いただけます。
伊藤 嘉孝 東洋経済 記者

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いとう・よしたか / Yoshitaka Ito

ブロック紙、全国紙を経て、2025年4月に東洋経済新報社入社。福岡県出身。

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