「似ているようで…」 高市早苗新総裁は「トランプ大統領が絶賛するメローニ首相」と何が違う? 2人の女性トップの"装い"に見る《決定的な差》
高市氏にとって問われているのは、軸を保ちながら柔軟さをどう示すかだ。スタイルを大きく変える必要はない。素材や質感、シルエットを時代の空気に合わせて少し更新するだけで、印象は自然に変わっていく。
メイクや髪の流れにわずかな軽さを添えるだけでも、見え方は新鮮になる。変わらない安心感と、変化を受け入れるしなやかさ。その両立が、より多様な層に受け止められるリーダー像へとつながっていくだろう。

高市氏の外交デビューはどうなる?
10月下旬にはASEAN関連首脳会議への出席が見込まれている。高市氏にとって初の国際舞台だ。どのような装いで登場し、どんな表情で各国首脳と向き合うのか。その姿に、国内外の注目が集まるだろう。
同時期には、トランプ大統領の訪日も調整が進んでいる。
メローニ首相を「素晴らしいリーダー」「強く、しかし誠実」と称えてきたトランプ氏が、日本の新たな女性リーダー・高市早苗氏と対面したとき、どんな印象を抱くのか。
それは、彼女の次のステージを占う象徴的な瞬間になるかもしれない。

メローニ首相は、変化を恐れず、柔軟さの中で自らの立ち位置を確かめてきた。高市氏は、一貫した姿勢で信頼を築いてきた。
異なるスタイルの2人が、政治の世界で「強さ」と「しなやかさ」をどう両立させていくのか――それぞれの立ち姿に、力のあり方が変わりつつある時代の気配が滲む。
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