反日感情に関する報道もあったが…中国の大型連休「国慶節」、海外旅行先の《人気1位は日本》に!中国人観光客に「日本の魅力・欠点」を聞いてみた

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2人は東京、埼玉、山梨、石川、岐阜など、多彩な地域を巡り歩いた。計画性と好奇心が織りなす旅は、多くの発見に満ち、忘れがたい経験となったようだ。

「最近、日本のメディアは中国人の反日感情を強調する。だからこそ日本人は、中国人が日本を旅行先の第一候補にすることを不思議に思うかもしれない。私たちの答えは単純だ。戦争映画は映画であり、愛国心はたしかにある。だがそれは休暇に日本を選ぶことを妨げない。日本のサービスは素晴らしく、環境も美しいからだ」

山梨県の名物料理・ほうとう
山梨県の名物料理・ほうとう(写真:取材協力者提供)

30代の中国人カップルが語った“日本の魅力”

2人は「小江戸」と呼ばれる川越で茶道を体験し、上野動物園でパンダを見学、山中湖では名物のほうとうを味わい、美しい景色を堪能した。

川越で抹茶を体験
川越で抹茶を体験(写真:取材協力者提供)

最も印象に残ったのは岐阜県の白川郷だった。

「まるでヨーロッパにいるような不思議な感覚。ここに立つと、世界遺産の包容力を感じる。どこでもヨーロッパからの観光客を見かけ、世界中から観光客が集まり、自然と建築の美を共に味わっているからだ」と2人は語る。

白川郷
白川郷(写真:取材協力者提供)
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