【こんなはずじゃなかった】ローム"巨額投資の代償→SiCパワー半導体で世界トップ狙ったがバブル崩壊で過去最大赤字に転落、リストラに舵

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だが、そこから2年で早くも状況は一変する。需要サイドでは、EV市場の成長が急速に鈍化。さらに供給サイドでも、大きな構造変化が起こった。中国勢の台頭だ。

SiC市況は完全に崩れた。2024年度末にはSiC向けの工場を中心に、ロームは303億円の減損損失を計上した。

ロームはリストラの断行やSiCでの勝ち残りだけでなく、東芝との提携深化など国内パワー半導体業界全体での生き残りも模索する必要がある。課題は山積している。

本記事の詳報版は、東洋経済オンライン有料版記事「ロームを苦しめる「SiCパワー半導体バブル」の後遺症→世界トップを目指した大勝負から一転、リストラ着手で"過剰投資"の重すぎるツケ」でご覧いただけます。
石阪 友貴 東洋経済 記者

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いしざか ともき / Tomoki Ishizaka

早稲田大学政治経済学部卒。2017年に東洋経済新報社入社。食品・飲料業界を担当しジャパニーズウイスキー、加熱式たばこなどを取材。2019年から製薬業界をカバーし「コロナ医療」「製薬大リストラ」「医療テックベンチャー」などの特集を担当。現在は半導体業界を取材中。

連絡先:t-ishizaka [at] toyokeizai.co.jp

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