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ネット上でも「IT後進国すぎる」の声、小泉陣営関係者が明かす《牧島かれん事務所の自作自演メール》が漏れた衝撃の理由

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各社の情勢分析では「3番手の候補」である林芳正官房長官が猛烈に追い上げている。

前述の日本テレビの党員・党友調査では、19・20日には15%だった林氏支持が、23・24日には2ポイント増の17%となっている。9月27・28日に共同通信が実施した調査では、19.5%が林氏を支持すると回答し、34.4%の高市氏や29.3%の小泉氏に続いている。ここで林氏がしっかりと議員票を獲得すれば、2位に食い込むことは不可能ではない。

この先、いくつの“まさか”がやってくる?

ここにきて決選投票に残る可能性も出てきた林芳正官房長官(写真:ブルームバーグ)

仮に牧島事務所の「ネット戦略」によって高市氏が3位に転落したら、決選投票は小泉氏と林氏の一騎打ちになるだろう。決選投票では党員票は都道府県連に各1票の計47票となるが、議員票は295票で1回目と変わらない。その場合、より比重を増した議員票は、どのように動くのか。

昨年の総裁選では、1回目の投票で石破首相が得た議員票は46票で、高市氏の72票より少なかった。しかし、決選投票では石破首相は189票を得て、173票の高市氏を凌駕した。このように議員票は、1回目と2回目で流れを変えてしまうことがある。牧島事務所はそこまで想定したかどうか。

小泉氏の父・小泉純一郎元首相は、「人生には上り坂、下り坂、そして“まさか”がある」と述べたことがある。その“まさか”は、往々にして見通しの悪いところにあるものだ。

今回の総裁選では、麻生太郎最高顧問や岸田文雄前首相といった重鎮たちの動きが読めず、展開を見極めるのは難しいが、投開票日の10月4日には「まさかの結果」となるのだろうか。あるいは、その前にもう1つの“まさか”もあるかもしれない。

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