数字に強い人は《1440gの12.5%》が5秒で解ける!ビジネスや投資、資産運用で使える"東大生が全員やっている"割合の計算術とは

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東大生なら5秒でわかる計算の問題(画像:筆者作成)
東大生なら5秒で解ける計算の問題(画像:筆者作成)
数字に強い人とそうでない人。いったい何が違うのでしょうか?
実は、「数字に強い」というのは、ただ生まれ持ったセンスがあるというものではないのです。計算の仕方を工夫したり、数字の捉え方をほんの少し変えてみるだけで、誰でも「数字に強い」人になれるのです。
この記事では、『数字に強くなる30のトレーニング』(TAC出版)を上梓した西岡壱誠さんが、割り算のテクニックをご紹介します。

突然ですが問題です。

業務用の冷凍野菜1440g を使って、大量調理をすることになりました。パッケージには「全体の12.5%の塩を加えてください」と書いてあります。さて、使う塩の量は何グラムでしょう?

この問題を皆さんだったらどのように解きますか? 「ペンや計算機がないとできない!」と思う方もいるかもしれません。しかし、東大生はこの問題をなんと暗算で5秒以内に「180g」と答えられるのです。

これは、東大生の計算が速いからではありません。シンプルなテクニックがあれば、今日から誰でもこの問題が暗算で解けるようになってしまいます。今日はだれでもすぐにマネできる東大式計算のテクニックをご紹介します!

東大生なら5秒で解ける問題

皆さんは「12.5%」という数字を見て、どんな分数に変換できるかすぐにわかりますか?

12.5%は、実は「1/8」という分数に等しいのです。

多くの人は、割合を「〇〇%」という百分率で捉えがちです。もちろんそれは間違いではありません。しかし、割合の本当の姿は「全体を部分に分けたとき、その部分が全体に対してどれくらいの大きさを持つかを示すもの」です。

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