数字に強い人は《1440gの12.5%》が5秒で解ける!ビジネスや投資、資産運用で使える"東大生が全員やっている"割合の計算術とは

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「割合の計算なんて、日常生活でそんなに使わないのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、この「分数化」テクニックは、買い物以外にもさまざまなビジネスや日常生活の場面で応用できます。

例えば、ビジネスにおける会議では、数値やデータに基づいた正しい判断能力が不可欠です。「コストの15%削減しましょう」や「目標達成率が67%にとどまっています」といった発言が飛び交う中で、それらの数字を正確に、かつ瞬時に理解することが求められます。

このテクニックを使えば、例えば「40万円のコストを15%削減」と聞いて、その額が実際に何円なのかを瞬時に計算できるようになります。頭の中で「5%が1/20だから15%はその3倍の3/20だ。つまり削減すべきコストは40万×3/20=6万になるのか」と計算できます。そうなることで、具体的な削減額を素早く見積もり、より現実的な議論を進められます。

「目標達成率67%、つまり2/3は達成済み」と捉えれば、残りの目標を達成するために何が必要か、という本質的な議論に集中できるのです。

投資や資産運用の理解もスムーズに

資産運用では、「割合」の感覚が非常に重要になります。例えば、「投資信託の評価額が購入時より12.5%上昇した」と聞いても、ピンとこないかもしれません。しかし、これを「投資した元金の1/8が増えた」と捉えれば、「160万円の元金が180万円になった」のように具体的な金額を素早く計算できます。

また、「年間配当率が5%」という銘柄も、「元金の1/20が毎年入ってくる」と理解することで、どれだけの配当が得られるか、すぐに把握できます。

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