iPhone 17はバッテリー8時間延長を実現、撮影人数で自動画角調整も搭載。技術的制約を打ち破る改善

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屋外でのピーク輝度は、iPhone 16の2000ニトからiPhone 17では3000ニトへと50%向上した。この改善により、強い日差しの下でも画面内容を明瞭に視認できるようになる。

前面カバーは「Ceramic Shield 2」に進化し、従来比3倍の耐擦傷性能を実現している。同時にグレア(反射光)を抑制する反射防止性能も向上させており、視認性と耐久性を両立させた点が技術的に優れている。

iPhoneの操作はすべてディスプレイを通じて行われるため、ディスプレイ性能の向上は端末全体の使いやすさに直結する。iPhone 17のディスプレイ改善は、単なるスペック向上を超えた実用的価値を持っている。

撮影体験を変革するカメラ技術

背面カメラシステムは「48MP Dual Fusionカメラシステム」へと進化し、新たに48MP Fusion超広角カメラを搭載している。iPhone 16の「先進的なデュアルカメラシステム」が12MP超広角カメラだったことを考えると、解像度が4倍に向上したことになる。この改善により、より詳細な画像記録が可能になり、後からの拡大や切り抜き加工でも十分な画質を保てるようになった。

最も注目すべきは、フロントカメラが「18MPセンターフレームカメラ」に刷新されたことだ。iPhone 16の12MP TrueDepthカメラと比較して1.5倍の高解像度を実現しただけでなく、撮影体験そのものを変革する新機能を搭載している。

新しいセンターフレーム機能では、タップしてズームと回転、写真のセンターフレーム、手ぶれ超補正ビデオ、デュアルキャプチャ、ビデオ通話のセンターフレームが利用可能になった。

特に革新的なのは、撮影人数に応じた自動画角調整機能だ。1人で縦持ちで撮影している時は従来通り縦向きになり、2人目が入ると正方形、3人目が入ると横向きになる。

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