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ゲーム「Hollow Knight: Silksong」配信開始直後に各ゲーム機ストアがエラー。Steam同時接続者数53万人を超える支持を集める理由

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ある程度進むと、鍵がかかっている扉や壊せない壁などが登場し、プレイヤーの行く手をはばむ。いったいどうすればいいのかといえば、特殊なアイテムを見つけ、それによって道を切り開くわけだ。

メトロイドヴァニアでありがちなのは「二段ジャンプ」や「空中ダッシュ」といった要素である。特殊なアイテムを手に入れるとそういったアクションが解禁され、それまで行けなかった場所へ到達できるわけだ。

「ラブライブ!」を題材にした『幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-』。キャラクターもののメトロイドヴァニアもしばしば見かける(画像:Steamより)

近年、このジャンルの作品が多数登場している。筆者は過去に『メトロイド ドレッド』や『エンダーマグノリア』といったゲームを東洋経済オンラインで取り上げたが、これらもメトロイドヴァニアの人気作である。

有名なあのパックマンも、1989年からシリーズが続く「プリンス オブ ペルシャ」もメトロイドヴァニアになったし、アニメ「ラブライブ!」すらもこのジャンルでゲーム化されているほどだ。

なお、メトロイドヴァニアという言葉が英語圏で使われはじめたのは2000年ごろだとされているが、そのころ日本ではまだ馴染みのない状態だった(日本で広まったのは2015年ごろだと記憶している)。

インディーゲームと組み合わさり復権

メトロイドヴァニアの始祖といえる『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』。このジャンルにおいては、本作を下敷きにしているゲームが多いように思われる(画像:Google Playより)

なぜそこまでメトロイドヴァニアが人気なのか? それを知るために、まずはジャンルの歴史を振り返る必要がある。

メトロイドヴァニアという名前でピンときた読者もいるかもしれないが、この名称は「メトロイド」と「ヴァニア」を合体させて作られた言葉である。前者は任天堂の「メトロイド」シリーズ、後者はコナミの「悪魔城ドラキュラ」(海外名:キャッスルヴァニア)からきている。

つまり、ざっくりいうとメトロイドヴァニアとは「メトロイドとか悪魔城ドラキュラっぽいゲーム」のことを指すのである。どちらも2D探索アクションゲームとして人気のシリーズで、1990年代中盤・後半ごろに支持を得ていた。

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