資金調達に困った企業の駆け込み寺「桐生のバフェット」に買い場到来。グロース市場改革で「上がりますよ。面白いほど」
グロース市場の一部企業の株価はすでに高騰している。須田氏の投資先であるジェリービーンズグループ(旧社名アマガサ)もその一社だ。昨年から段階的に資金を投じ、発行済み株式総数の6割超を保有する筆頭株主となっている。
長年婦人靴を扱う同社は業績不振が続き、昨年経営体制を刷新。今年4月に持ち株会社体制への移行を決め、事業を多角化させて靴以外の分野でも成長を目指す。22日には人気格闘技イベント「RIZIN」運営会社との協業も発表。コラボ商品やファンとの交流イベントなどを展開していくという。
規模が小さい会社では経営環境の変化の影響が大きいため、須田氏は「どういう場面においても対処して伸びていける柔軟性」が重要とし、宮崎明社長にその資質があるとみて投資を決めたという。
4月に年初来安値の87円を付けたジェリービーンズの株価はその後、大幅な上昇基調に。足元では3倍前後の水準で推移している。時価総額で40億円を大幅に割り込むレベルから、最近は100億円を上回る局面も多く、短期間で新基準のクリアも視野に入った。
M&Aに期待
グロース市場の新基準について須田氏も認識しているが、それによる値上がりは期待しておらず「取引先とか会社、客がよくなれば必然的に100億円、200億円はそんなに気にしなくてもいく」との考えを持っているという。
行き詰まっている企業は合併・買収(M&A)を繰り返して再編していくことも手だとし、その際に必要ならば新たに資金を投入したいとも述べた。株式公開買い付け(TOB)が相次ぐことになれば、それも投資家にとっては好材料になる。
グロース市場では「直感としては1割はある」という高成長の可能性を秘めた銘柄を探すという須田氏。株価の上昇もまだまだこれからとみているといい、「これからでしょう、上がるのは。上がりますよ。面白いほど」。
著者:堀江政嗣
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