有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス #鉄道最前線

JR貨物、ライバル「自動運転トラック」と連携の背景 関東―関西間の高速道路で国内初の商用運行開始

8分で読める 有料会員限定
2/5 PAGES
3/5 PAGES

T2の目標はレベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスを2027年に開始することだ。レベル4とは高速道路など限定された領域においてシステムが完全に運転を担い、人間の介入なしに車両を制御できるレベルである。

「1日最大15時間と定められているドライバーの拘束時間と無関係に運行が可能であり、ドライバー1人あたり1日1運行(片道)が限界だった現状の輸送能力を、将来的には2倍(往復)まで高めることができる」とT2は考えている。もっとも、バスのレベル4自動運転はたとえば茨城県のひたちBRTがすでに運行しているが、BRT専用道を走っている。T2は交通量の多い高速道路での運行を目標とするだけにそのハードルは低くはない。

「レベル2」で高速道路走破

2024年6月、T2は新東名高速道路の駿河湾沼津SA―浜松SA間にて自動運転レベル2による連続自動運転走行の実証実験に成功した。レベル2とは部分的な運転自動化であり、アクセルとブレーキ操作による前後の加速や減速の制御と、ハンドル操作による左右の制御の両方をシステムが担う。運転の主体はドライバーで、システムは運転を支援する役割にとどまる。ドライバーはつねにハンドルを握って、運転状況を監視操作する。今回の成功で、目標とするレベル4自動運転の実現にはずみがついた。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数