ヤマトはガンダムを超える? 劇場とDVDを同時展開

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実は、『ヤマト2199』の制作にはバンダイビジュアルが名を連ねる。同社はガンダムシリーズの『機動戦士ガンダムUC』で劇場公開、ソフト販売、配信を同時展開し、成功を収めた実績がある。

「劇場公開とソフト販売を同時にやりたいとずっと考えていた」と言うのは、ガンダムシリーズを制作するアニメ会社・サンライズの宮河恭夫専務。お台場のガンダム立像の仕掛け人としても知られる宮河氏は「映画は見終わった後がいちばん印象に残る。いい作品なら、ぜひソフトを買って手元に残しておきたいと思うはず」。前例のない宮河氏の提案に誰もが反対した。が、フタを開けてみれば、ソフトは1本当たり20万本、プラモデルやキャラクターグッズも売れる大成功となった。

この方程式が当てはまる存在としてヤマトに白羽の矢が立った。「認知度の低い作品で同時展開は難しいが、ヤマトの認知度ならイケる」(バンダイビジュアルの藤澤宣彦氏)。

 

 

 

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