「7月5日の大災難」予言で話題になった「たつき諒」とは何者なのか? 漫画家デビューは「郷ひろみ」で70歳のベテラン作家
ここまで世界をざわつかせている「たつき諒」とは一体何者なのか。ベテラン漫画誌編集者が明かす。
「たつき氏は1954年生まれの女性漫画家で、1975年に『郷ひろみ物語』でデビューしました。
80年代までは『月刊プリンセス』を主戦場に少女漫画を描いていましたが、90年代からは作風もガラリと変わり、ホラー系にシフトしています。
1999年に出版された最初の『私が見た未来』は知る人ぞ知る“幻の本”となっており、一時は古書市場で50万円の値がついたこともありました。
一時期は漫画家を引退していましたが、2022年に活動を再開し、今年6月15日には最新作『天使の遺言』が刊行されています。
デビュー号となった『月刊プリンセス』の表紙には、もじゃもじゃ頭の若き郷ひろみの写真も掲載されていますが、自身を描いた作者が“予言者”として再び脚光を浴びていると知ったら、郷さんもさぞかし驚くでしょうね」
歴史的惨事が起こる「80年周期」に符合?
6月29日に放送されたバラエティー特番「ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説2025夏」(テレビ東京系)でも、「7月に日本で大災害が起こる」という予言が取り上げられ、たつき氏の著書に描かれた「太平洋周辺の国に大津波が押し寄せました。
その津波の高さは、東日本大震災の3倍はあろうかというほどの巨大な波」という予知夢について紹介されている。
「番組では、オカルト研究家・角由紀子氏が登場し、“80年周期の歴史サイクル”があるという説を披露していました。角氏によれば、1865年には南北戦争、80年後の1945年には第2次世界大戦が勃発。
そして、さらに80年後にあたる2025年、アメリカ独立記念日にトランプ前大統領が何か重大な発表を行うのではないかという推測もなされ、その日が日本時間で7月5日であることから、“たつき氏の予言”を裏付ける要素のひとつとして大きな反響を呼んでいます」(テレビ誌記者)
たつき氏の真意は「防災意識を高めること」にあるとされている。たとえ「その日」に何も起きなくても、これを機に災害への心構えは忘れないようにしたいものだ。
(泉康一)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら