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オフィス家具メーカーのイトーキが1985年から製造する物流ロボット、売上346億円を支える冷凍倉庫向け技術とは

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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国内の自動倉庫市場は約1800億円規模で、年率6~8%で成長している。世界シェア1位のダイフクなど大手が競合する中、イトーキは「冷凍対応」「高速搬送」「カスタマイズ力」を強みに独自のポジションを築いている。 「特に冷凍倉庫向けは技術的ハードルが高く、参入企業は限られます」(平本部長)

実際、イトーキは2003年に業界初のマイナス25℃対応冷凍自動倉庫を開発して以来、累計32基以上を納入している。冷凍食品市場の拡大を背景に、引き合いは増加傾向だ。

「専門領域の“働く”を切り拓く」

「『専門領域の“働く”と“未来”を切り拓く』が新ミッションです。オフィスだけでなく、物流現場、医療現場、文化施設など、あらゆる“働く”を支えていきます」(中村本部長)

左から、イトーキの石濱慶氏、大澤幸一氏、中村元紀氏、水石政夫氏、平本淳氏(筆者撮影)

マイナス25℃で動く冷凍倉庫、1時間600個のペースで薬を運ぶロボット、990ミリのストロークで昇降する展示ケース。どれも「人の代わりに働く機械」という点で共通している。

オフィス家具で知られるイトーキが、実は40年前から物流ロボットを作り続けていた。それが日本の物流現場を支えている。知らなかったのは、筆者だけではないだろう。

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