「日本車からテスラ、そしてサイバートラックへ」アメリカで起きているEVシフト加速の現実

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奇抜で挑戦的なフォルムのテスラ「サイバートラック」。体験試乗で一番人気だった(筆者撮影)

「自分はホンダのハイブリッド車に乗ってたんだけど、6カ月前にテスラのモデル3に買い換えたばかり」

そう語るのは、30代の男性、ジョーダンさんだ。

南カリフォルニアで6月に開催されたEVの祭典イベント「Electrify Expo」で、彼はテスラの「サイバートラック」に試乗するための長い列に並んでいた。

テスラのブースに人だかり

GM、トヨタ、ボルボやリヴィアンなどさまざまなメーカーのEV車のハンドルを握って試乗できる機会を提供するこのイベントで、最も多くの人々が並んで混雑していたのが、テスラのブースだった。

ジョーダンさんは「今すぐにではないけど、2~3年先にはサイバートラックを買いたいから、試乗していろいろ確かめたい」と言う。

鋭角的で巨大なボディが銀色に輝くサイバートラック。その試乗風景を見ていると、設置されたコースの角を回るのに、切り返しで苦戦している人々も多かった。

日常生活で実用的ではないように見えるサイバートラックを買いたい理由は何なのか? ジョーダンさんは「見た目のかっこよさ。単純だけどそれが一番の理由」と即答した。

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