【絶景】大自然に癒やされる“贅沢リトリート”でリフレッシュ!知的好奇心をくすぐる仕掛けも豊富、大人こそ楽しめる「ジオパーク」という選択
火山灰の平らな台地は良好な耕作地であり、良質な湯が出る。そんな火山の恩恵を受け、人々が自然と共生してきた場所に2023年オープンしたのが、「洞爺湖 鶴雅リゾート 洸(ひかり)の謌(うた)」。5万6000平米の広大な敷地に佇み、山々に囲まれた美しい洞爺湖を望む。

館内は、複雑に組まれた木の天井が美しい水のラウンジや、「洸」をイメージした暖炉のある火のラウンジ&バーなど自然を感じる空間が広がる。この地でアイヌの人々が独自に築いてきた文化には、大自然のあらゆる事象が神から授かり神に戻るという“自然との共生”が根底にある。宿にはそんなアイヌの人々の世界観を表現した版画や絵画などもちりばめられ、さながら美術館のようだ。

洞爺湖を望む客室や、温泉露天風呂付きの客室、愛犬と一緒に泊まれる客室、北海道や自然をコンセプトにしたデザイナーズルームなど、宿泊者のニーズに合わせた個性豊かな客室が揃う。

夕食は和食会席かフレンチコースを選べる。火山灰の台地でできた果物や、隣接の洞爺湖町や伊達市の野菜、噴火湾産タラバガニ、洞爺湖和牛、蝦夷鮑などこの地ならではの味覚が並ぶ。素材そのものの味を大切に調理された季節の味をこれでもかというほど堪能するのだ。

洞爺湖らしいアクティビティも楽しみたい。例えば、底まで透明なクリアカヌーをこぎ、カルデラ湖にそのまま浮かんでいるような体験をするのはいかがだろうか。ホーストレッキングで湖畔や林間を軽快に駆け回るのもいい。また、冬には車で1時間のニセコエリアで、スノーラフティングなど豪快に雪遊びをして、開放的な時間も過ごせる。

慌ただしい日々に疲れを感じている人こそ、ぜひジオパークでの滞在をお勧めしたい。太古の地球から生まれた地形の中に佇むと、大自然への畏敬の念が湧き上がり、自身の存在の小ささを感じることだろう。大自然に身を委ね、風を感じ、光を浴びて土地の味覚に舌鼓を打つ――ここで過ごす一瞬一瞬が五感を満たし、身体の底から力がみなぎってくるに違いない。
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