中国軍幹部、「南シナ海での衝突避けたい」

制服組トップが平和解決を目指すと言明

 10月17日、中国軍制服組トップである范長龍・中央軍事委員会副主席は、人工島の造成で領有権をめぐり近隣諸国との緊張が高まる南シナ海でむやみに武力に訴えることはない、と述べた。北京で撮影(2015年 ロイター/Jason Lee)

[北京 17日 ロイター] - 中国軍制服組トップである范長龍・中央軍事委員会副主席は17日、人工島の造成で領有権をめぐり近隣諸国との緊張が高まる南シナ海でむやみに武力に訴えることはない、と述べた。

同副主席は東南アジアの防衛相が出席した安全保障フォーラムで「われわれはたとえ領有権の問題でも、むやみに武力に訴えることはない。これまでも想定外の衝突を回避するため全力を尽くしてきた」と演説。「われわれは関係国との平和的な話し合いによる争いの解決を続けていく」と述べた。

一方で、中国が南シナ海の岩礁を埋め立てて造成した人工島は「自由な航行に影響しない」との立場を繰り返した。また、同国は南沙(英語名スプラトリー)諸島の岩礁への灯台設置を最近完了し、各国向けに航路案内のサービスを開始したと明らかにした。

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