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V8ターボの「スピード」が登場!ベントレー「ベンテイガ」が発売から10年を経てなお進化する意味

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ベンテイガ・スピードには、いわゆるオフロードモードはない。しかし、それが問題にならないことが、よくわかった。

そこではまず、一般的な「ノーマル」モードに相当する「ベントレー」モードを選択。静止状態から思いきりアクセルペダルを踏み込んでみた。

スポーツモードを選ぶとダンパーが15%硬くなり従来型より性能アップしたトルクベクタリングでよりシャープな走りになる(写真:Bentley Motors)

一瞬、タイヤは砂利の上でグリップを失ったように感じられるが、すぐに加速に移る。

そのあとフルブレーキング。車体後部の姿勢が一瞬乱れるが、すぐに収束。短い距離でまっすぐ前を向いて車体は停止した。たいしたものだ。

ベンテイガ・スピードでは、「スポーツ」モードの性能強化が特徴のひとつとされている。

「V8エンジンのポテンシャルをコーナリング中に引き出すことが可能」だという。

カーブを回るとき、内側のブレーキを使って車体の姿勢を制御するトルクベクタリングも、ベンテイガ・スピードでは入念にチューニング。“きわめて鋭い”ターンイン性能(カーブに入るときの姿勢制御)が体感できる。

重量級の大きく重たいボディを思いどおりにコントロールできる楽しさがある(写真:Bentley Motors)

スポーツモードで、砂利道を走るのも楽しい。

カーブの途中でアクセルペダルに力をこめると、後輪にトルクがたっぷりかかって、車体後部が外にふくらもうとする。ただし、不安にならない範囲での動きで、かつ収束性がよい。

砂利道もサーキットも走れる性能

なぜオフロードでの試乗機会を用意したのだろう。前出のプロダクトラインディレクターのコール氏に尋ねた。

「SUVですから、オフロードでの性能も重要と考えています。それを体験してもらうのが目的です」

さらにコール氏は続ける。

「ベンテイガ・スピードほど、オンロードとオフロードともに高い性能を有しているクルマはないでしょう。砂利道も走れれば、サーキットも楽しめる。そういうクルマにしようと開発しました。ほかに同等の性能を有しているクルマがあるでしょうか? ない、と私は思います」

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【2026年に新型SUVが登場予定だが…】

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